子育て中の皆様、そしてこれから家族を持つことを考えている皆様へ。
私たちサチオオカレは、子どもが優しさに包まれ、大人が「からだ」「こころ」「おかね」に余裕をもって暮らせる社会を目指して活動しています。
「毎日の生活でいっぱいいっぱいで、将来のことまで考える余裕がない…」
そんな声を、私たちは日々たくさんいただいています。だからこそ、私たちの情報発信そのものが、皆様の人生を左右する重要なものだと認識しています。
この記事では、私たちがどのような姿勢で情報を届けているのか、なぜ特定の表現を避けているのか、そして皆様との信頼関係をどのように築いていきたいと考えているのかをお伝えします。
少し長い記事になりますが、私たちの想いを知っていただければ嬉しいです。☺️
📌 なぜ「おかね」の情報発信に細心の注意を払うのか
三つの余裕の中で最もデリケートな領域
私たちが掲げる「からだ」「こころ」「おかね」の三つの余裕。この中で、特に「おかね」に関する情報は、取り扱いに細心の注意が必要です。
なぜなら、経済的な情報は受け取る方の人生を大きく左右する可能性があるからです。
例えば、こんな経験はありませんか?
「この方法なら簡単にお金が増える!」という広告を見て、つい心が動いてしまった。結果、大切な貯金を失ってしまった——。
残念ながら、インターネット上にはこうした誇大広告や、現実離れした情報があふれています。特に子育て世代の皆様は、お子様の教育費や将来の資金など、経済的な不安を抱えていることが多いですよね。そうした不安につけ込むような情報も、実際に存在しているのです。
私たちが目指す「堅実な情報提供」
私たちサチオオカレは、そうした状況だからこそ、徹底的に堅実で中立的な情報を届けることを使命としています。
ある日、相談に来られたお母さんがこうおっしゃいました。
「ネットで調べても、どの情報を信じていいかわからないんです。『絶対儲かる』って書いてあるサイトもあれば、『危ない』って書いてあるサイトもある。結局、何も行動できないまま時間だけが過ぎていって…」
この言葉は、私たちの心に深く刺さりました。情報が多すぎて、かえって不安になってしまう。これは現代の子育て世代が抱える大きな課題です。
だからこそ、私たちは**「この情報なら安心して参考にできる」**と思っていただける発信を続けていきたいのです。
信頼関係があってこそ伝わる
どんなに良い情報でも、信頼関係がなければ届きません。
私たちは、皆様との信頼関係を何よりも大切にしています。一度でも「この情報は怪しいな」と思われてしまったら、その後どんなに正確な情報を発信しても、受け取っていただけなくなるかもしれません。
そのため、私たちは情報発信における言葉遣いや表現方法にまでこだわっています。次の章では、具体的にどのような表現を避けているのかをご説明します。
🚫 私たちが使わない言葉とその理由|誠実さを守るために
過度な期待を煽る表現は使いません
私たちは、以下のような表現を情報発信から意図的に排除しています。
「絶対儲かる」 💰
投資や資産運用の世界に「絶対」はありません。どんなに優れた方法でも、経済状況や市場の変動によって結果は変わります。「絶対」という言葉を使うことは、読者の皆様に誤った安心感を与えてしまう危険があります。
実際に、「絶対儲かると言われて投資したのに、損をしてしまった」という相談を受けることがあります。こうした悲しい経験をされる方を一人でも減らしたい。だから私たちは、この言葉を使いません。
「必ず効果が出る」 ✨
家計の見直しや資産形成の成果は、ご家庭の状況や継続的な努力によって異なります。「必ず」という断定的な表現は、結果が出なかった場合に大きな失望を生みます。
私たちは、「こうすれば可能性が高まります」「このような傾向があります」といった現実的な表現を心がけています。
「儲かる」 📈
「儲かる」という言葉には、短期的な利益を追い求めるニュアンスがあります。私たちが目指しているのは、長期的な視点での安定した資産形成です。
投機的なイメージを与える表現ではなく、「資産を着実に育てる」「将来に備える」といった表現を使うようにしています。
「楽して稼ぐ」 🎯
正直に申し上げます。経済的な余裕を手に入れることは、「楽」な道ではありません。
地道な家計の見直し、計画的な貯蓄、長期的な運用——。これらには時間と労力が必要です。「楽して」という言葉は、この現実から目を背けさせてしまいます。
私たちは、努力の先にある成果を正直にお伝えしたいのです。
特定の企業名も出しません
もう一つ、私たちが徹底していることがあります。それは特定の企業名や商品名を出さないということです。
「○○生命がおすすめです」「△△証券で口座を開きましょう」——。
このような表現は、一見親切に見えるかもしれません。しかし、特定の企業を推奨することは、私たちの中立性を損なうことになります。
私たちは、特定の企業の営業担当ではありません。あくまで子育て世帯全体の「おかねの余裕」を支援するという立場で活動しています。
だからこそ、「保険を選ぶときのポイント」「金融機関を比較する際の視点」といった考え方や知識をお伝えすることに注力しています。最終的な選択は、皆様ご自身で行っていただきたいのです。
💡 私たちが提供する「本当に役立つ」情報とは
家計の見直しは「削る」だけじゃない
「家計見直し」と聞くと、「節約しなきゃ」「我慢しなきゃ」と思われる方も多いのではないでしょうか?
私たちの考える家計見直しは、少し違います。
大切なのは、ご家族の価値観に合ったお金の使い方を見つけることです。
あるご家庭での出来事をご紹介します。
「うちは外食費が高いって言われるんですけど、共働きで平日は本当に余裕がなくて…」
そうおっしゃるお母さんに、私たちはこう提案しました。
「外食は、ご家族にとって大切な『息抜きの時間』ですよね。無理に削るのではなく、回数を少し調整しながら、その分を質の高い時間にしてみませんか?」
結果、このご家庭では外食の回数を月8回から月4回に減らし、その代わりに少し良いお店に行くようになりました。支出は減り、家族の満足度は上がったそうです。
このように、私たちは一人ひとりのライフスタイルに寄り添った提案を大切にしています。
「子ども2人目、いくらかかる?」への具体的な回答
子育て世代の皆様から特に多いご質問が、「2人目の子どもを考えているけど、お金が心配」というものです。
漠然とした不安を抱えたままでは、なかなか決断できませんよね。
私たちは、具体的な数字でシミュレーションすることをおすすめしています。
例えば、お子様が一人増えることで増加する主な費用には以下のようなものがあります。
食費、衣服費、医療費、教育費、習い事の費用…。
これらを現在の家計状況と照らし合わせて試算することで、「いくら貯めておけば安心か」「どの時期に支出が増えるか」が明確になります。
先が見えると、不思議と心に余裕が生まれるものです。「おかね」の見通しが立つことで、「こころ」の余裕も生まれる。これが私たちの目指す好循環です。
習い事費用の計画的な管理
「子どもにはいろんな経験をさせてあげたい。でも習い事の費用がどんどん膨らんでいく…」
このお悩みも、本当に多くいただきます。
習い事の費用は、教育費の中でも変動しやすい項目です。お子様の成長や興味に合わせて増えていくことが多いですよね。
私たちがおすすめしているのは、長期的な教育計画の中に習い事を位置づけることです。
「小学校低学年ではこのくらい」「中学年になったらこのくらい」「中学受験を考えるならこのくらい」——。
こうした見通しを立てておくことで、「今月は使いすぎかな?」「この習い事は続けられるかな?」という判断がしやすくなります。
🌟 長期的な視点で考える「将来の資産形成」
短期的な利益より、長期的な安定を
私たちは、**「Future Makers(未来の創造者)」**という想いを持って活動しています。
これは、目の前の利益だけでなく、10年後、20年後の未来を見据えた支援をしたいという私たちの決意の表れです。
資産形成において最も大切なのは、**「時間を味方につける」**ことです。
例えば、お子様が生まれたときから毎月少額ずつ積み立てていけば、大学入学時には大きな金額になっています。これが複利の力です。
複利とは、「利益が利益を生む」仕組みのこと。最初は小さな差でも、長い年月をかけると大きな差になります。
公的制度を賢く活用する
「NISAって聞いたことはあるけど、よくわからない…」
「iDeCoは老後のためって言うけど、子育て中の今は関係ないんじゃ…?」
こうした声をよく聞きます。
NISAやiDeCoといった制度は、国が用意した税制優遇のある資産形成の仕組みです。これらを上手に活用することで、より効率的に将来に備えることができます。
NISAは「少額投資非課税制度」の略で、投資で得た利益に税金がかからない制度です。iDeCoは「個人型確定拠出年金」の略で、老後資金を自分で準備するための制度です。
私たちは、こうした制度の基本的な仕組みや活用方法をわかりやすくお伝えしています。
ただし、ここでも私たちは「絶対にこれがいい」とは言いません。それぞれのご家庭の状況によって、最適な選択は異なるからです。
🤝 私たちの活動実績|「こころ」と「からだ」の支援も
行政機関と連携した子育て相談会
「おかね」の支援だけでなく、私たちは**「こころ」の余裕**を取り戻すための活動も行っています。
その一つが、行政機関と連携した子育て相談会です。
「孤独な子育てに終止符を打ちたい」——。
これは、私たちの強い想いです。
核家族化が進み、地域のつながりが薄れる中、子育ての悩みを一人で抱え込んでしまう方が増えています。
相談会では、専門家によるアドバイスだけでなく、同じ悩みを持つ親御さん同士が交流できる場も設けています。
「自分だけじゃなかったんだ」「話を聞いてもらえて楽になった」
そんな声をいただくたびに、この活動の意義を実感しています。
行政機関との連携は、私たちの活動が社会的に認められている証でもあります。公的な機関と協力することで、より多くの方に安心してご参加いただける環境を整えています。
中高生向け「KOKOROKUBARI」講座
私たちは、現在子育て中の方だけでなく、将来の社会を担う若い世代への働きかけも行っています。
それが、中高生向けの「KOKOROKUBARI」講座です。
「未来を創るコミュニケーション」をテーマに、相手を思いやる気持ちや、円滑な人間関係の築き方を学ぶプログラムです。
なぜ、子育て支援団体が中高生向けの講座を行うのか?
それは、共感力のある大人が増えれば、子育てしやすい社会になると信じているからです。
今の中高生が親になる頃、「Stronger Together(一緒に、もっと強く)」の精神で子育てを社会全体で支え合える。そんな未来を目指して、私たちは種を蒔いています。
✨ 私たちの約束|これからも誠実な情報発信を続けます
四つの精神を胸に
私たちサチオオカレは、四つの精神を大切にしています。
Kinder for Kids(子どもにやさしく) すべての子どもが愛情に包まれて成長できる社会を目指します。
Stronger Together(一緒に、もっと強く) 子育ては一人で頑張るものではありません。みんなで支え合いましょう。
Care with Heart(心を込めたケアを) 形式的なサポートではなく、一人ひとりに寄り添った支援を心がけます。
Future Makers(未来の創造者) 今の支援が、子どもたちの明るい未来につながると信じています。
皆様への約束
私たちは、これからも中立的で誠実な情報発信を続けていきます。
誇大な表現で期待を煽ることはしません。特定の企業や商品を推奨することもしません。
その代わりに、堅実で現実的な情報を、わかりやすくお届けします。
「この情報なら信頼できる」
そう思っていただけるよう、私たちは日々研鑽を重ねています。
皆様が経済的な安心を得て、「こころ」にも余裕を持ち、「からだ」も健やかでいられる。そして、その余裕がお子様への優しさとなって循環していく——。
この「優しさの循環」を完成させることが、私たちの究極の目標です。
🎯 まとめ|信頼が繋ぐ、余裕ある未来へ
ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
私たちサチオオカレが大切にしていることを、改めて整理させていただきます。
まず、「おかね」の情報は人生を左右するからこそ、細心の注意を払って発信しています。過度な期待を煽る表現や、特定の企業名は使いません。
次に、家計見直しは「我慢」ではなく、ご家族の価値観に合ったお金の使い方を見つけることだと考えています。具体的な数字でシミュレーションすることで、漠然とした不安を解消できます。
そして、長期的な視点での資産形成をおすすめしています。公的制度を活用しながら、「時間を味方につける」ことが大切です。
さらに、「おかね」だけでなく、「こころ」と「からだ」の余裕創出にも取り組んでいます。行政機関との連携や、次世代への教育活動も行っています。
最後に、私たちは皆様との信頼関係を何よりも大切にしています。誠実な情報発信を通じて、「想いを繋ぐバトン」を未来へと運び続けます。
子どもと大人が共に笑顔で生きられる「余裕のある未来」——。
その実現に向けて、私たちはこれからも歩み続けます。🌈
皆様からのご相談、ご質問をいつでもお待ちしています。一緒に、より良い未来を創っていきましょう。
サチオオカレ 子どもにやさしい社会を、みんなの力で。