こんにちは!サチオオカレです😊
深夜、子どもの体が熱い…体温計を見ると38.5℃!こんな経験、子育て中のパパママなら一度は経験したことがあるのではないでしょうか?
私自身も、子どもが初めて高熱を出したとき、夜中にどうしていいか分からず、不安で眠れなかった記憶があります💦
今日は、そんな子どもの急な発熱に慌てないための「準備」と「対応方法」、そして「病院へ行くべきタイミング」について、詳しくお話しします✨
発熱時に親が冷静でいることの大切さ😌
なぜ親が焦ってしまうのか
子どもの発熱って、本当に突然やってきますよね。さっきまで元気に遊んでいたのに、夕方から急に「なんだか体が熱いかも…」という展開、よくあります。
特に夜間の発熱は、親の不安を何倍にも増幅させます。その理由は大きく3つあります。
理由その1:睡眠不足による判断力の低下
子育て世代の多くは、日頃から睡眠不足気味です。私も子どもが小さい頃は、まとまった睡眠が取れない日々が続きました。睡眠不足は、冷静な判断力を奪い、小さな変化にも過敏に反応してしまう原因になります。
理由その2:情報不足による不安
「この熱、大丈夫なの?」「すぐに病院へ行くべき?」という疑問に、明確な答えを持っていないと、不安はどんどん大きくなります。特に初めての子育てでは、経験値が少ないため、判断に迷うことが多いんですよね。
理由その3:孤独な看病
夜間の看病は、どちらか一方の親に負担が集中しがちです。「一人で対応しなければ」というプレッシャーが、焦りを生み出します。
子どもに伝わる親の不安😰
実は、親の不安や焦りは、子どもにダイレクトに伝わります。子どもは親の表情や声のトーンから、「何か大変なことが起きているんだ」と感じ取り、さらに不安になってしまうんです。
私の友人が小児科の先生に言われた言葉が印象的でした。
「お母さんが落ち着いていれば、子どもの半分は治ったようなものですよ」
この言葉、本当にその通りだと思います。親が冷静でいることが、子どもの回復を助ける最高の薬になるんです💊✨
そのためには、事前の準備と正しい知識が欠かせません。今日お伝えする内容を頭に入れておくだけで、いざというときの心の余裕が全然違ってきますよ。
発熱に備える「事前準備」のすすめ📦
看病セットを作っておこう
朝の支度を楽にする「前日の仕込み」があるように、発熱対応も「事前の仕込み」が重要です。
深夜に慌てて体温計を探したり、冷却シートがどこにあるか分からなくて家中をひっくり返したり…そんな無駄な時間とストレスを避けるために、「看病セット」を作っておきましょう!
看病セットに入れるもの
- 体温計(電池の確認も忘れずに)
- 解熱剤(医師から処方されたもの)
- 冷却シート
- 経口補水液またはその素
- 清潔なタオル数枚
- 病院の診察券と保険証のコピー
- かかりつけ医の連絡先リスト
- 小児救急電話相談(#8000)のメモ
これらを透明なボックスに入れて、取り出しやすい場所に保管しておきます。我が家では、リビングのクローゼットの一番手前に置いています。家族全員が場所を知っているので、誰でもすぐに取り出せて便利ですよ👍
薬の在庫管理も大切です
解熱剤や坐薬は、使用期限があります。年に2回くらい、季節の変わり目にチェックする習慣をつけておくといいですね。
私は春と秋の衣替えのタイミングで、看病セットの中身を見直しています。「もうすぐ期限が切れそうだな」と気づいたら、次の診察時に先生に相談して、新しいものを処方してもらうようにしています。
経済的な備えも忘れずに💰
子どもの急な発熱は、医療費だけでなく、仕事を休むことによる収入減も考えられます。
「お金の心配があると、看病にも集中できない」というパパママの声をよく聞きます。これ、本当にそうなんですよね。
だからこそ、家計管理の一環として、緊急時の医療費や看病による収入減をカバーできる予算を、日頃から少しずつ積み立てておくことをおすすめします。
月に3,000円でも5,000円でも、「緊急費用」として専用の口座や封筒に分けておくだけで、心の余裕が全然違います。
保険証や医療証も、母子手帳とセットにして、すぐに持ち出せる場所に保管しておきましょう。深夜に慌てて探す必要がなくなりますよ。
発熱時のホームケアの基本🏠
熱の数字に一喜一憂しない
発熱時、一番大切なのは「熱の数字」ではなく、「子どもの全身状態」を観察することです。
38℃だから大丈夫、39℃だから危険、というような単純な判断はできません。熱は体がウイルスや細菌と戦っている証拠であり、むしろ免疫が働いている良いサインとも言えるんです🔥
観察すべき3つのポイント
ポイント1:水分が摂れているか
これが最も重要です!子どもは大人より体の水分量が多く、脱水症状を起こしやすいんです。
少しずつでいいので、こまめに水分を取らせましょう。一度にたくさん飲ませようとすると吐いてしまうこともあるので、スプーン1杯ずつから始めるのがコツです。
経口補水液が理想的ですが、子どもが嫌がる場合は、麦茶や薄めたリンゴジュースでも大丈夫。「何も飲めない」状態が一番心配なので、子どもが受け入れやすいものを優先しましょう。
ポイント2:活気があるか
呼びかけに反応するか、目の輝きがあるか、少しでも笑顔を見せるかなど、子どもの「活気」を観察します。
熱が高くても、話しかけたら反応したり、好きなおもちゃに興味を示したりする場合は、比較的安心できるサインです。
逆に、呼びかけても反応が鈍い、ぐったりしている、目の焦点が合わないという場合は、注意が必要です。
ポイント3:呼吸と顔色
呼吸が苦しそうではないか、顔色が悪くないかもチェックポイントです。
普段通りの呼吸ができていて、顔色もそこまで悪くなければ、慌てる必要はありません。
食事については、少しくらい食べられなくても、水分が摂れていれば大丈夫です。無理に食べさせようとすると、かえって負担になることもありますからね。
解熱剤の正しい使い方💊
解熱剤について、誤解されがちなポイントがあります。
解熱剤は「熱を下げる」ためだけの薬ではありません
解熱剤の本来の目的は、熱によって子どもが苦しんでいるときや、眠れないときに、一時的に体力を回復させることです。
私の子どもが初めて高熱を出したとき、小児科の先生にこう言われました。
「熱があっても、子どもが比較的元気で水分も摂れていれば、無理に薬を飲ませなくても大丈夫ですよ。薬は、熱のせいで辛そうなときに使ってください」
この言葉を聞いて、「熱=すぐに薬」という考えが変わりました。
実際、38.5℃の熱があっても、子どもが比較的機嫌よく過ごせているなら、薬を使わずに様子を見ることもあります。
ただし、解熱剤を使う場合は、必ず医師の指導のもと、用法用量を守って使用してください。自己判断で大人用の薬を与えるのは絶対にNGです❌
子どもへの寄り添い方😊
病気で心細くなっている子どもには、親の「優しさ」が何よりの薬です。
感情を受け止める
「辛いね」「怖いよね」という子どもの気持ちを、まず受け止めてあげましょう。「大丈夫よ、すぐ治るから」と励ますのも大切ですが、その前に「辛い気持ち」を否定せず、共感することが重要です。
そばにいることを伝える
「ママ(パパ)がずっとそばにいるからね」という安心感が、子どもの心を落ち着かせます。
忙しくても、時々手を握ったり、頭を撫でたりするだけで、子どもは安心するんですよ。
我が家では、子どもが熱を出したとき、できるだけ同じ部屋で過ごすようにしています。家事をしながらでも、「ここにいるよ」という存在を感じてもらうことを大切にしています。
病院へ行く目安とタイミング🏥
すぐに受診すべき症状
ここからは、「今すぐ病院へ!」という症状をお伝えします。夜間・休日であっても、以下の症状がある場合は、救急外来や夜間診療を受診してください。
生後3ヶ月未満で38℃以上の発熱
新生児や小さな赤ちゃんの発熱は、重篤な感染症の可能性があります。必ず医師の診察を受けましょう。
呼びかけに反応しない、意識が朦朧としている
これは緊急性が高い症状です。すぐに救急車を呼ぶことも検討してください。
けいれんが5分以上続く、または繰り返す
熱性けいれん自体は珍しくありませんが、長時間続く場合や繰り返す場合は、至急受診が必要です。
呼吸が明らかに苦しそう、ゼーゼーという音がする
肩で息をしている、呼吸のたびに胸がへこむ、唇が紫色になっているなどの症状は、呼吸困難のサインです。
激しい頭痛や嘔吐を伴う
髄膜炎などの可能性もあるため、早急な受診が必要です。
水分が全く摂れず、おしっこが半日以上出ていない
脱水症状が進んでいる可能性があります。
唇や顔色が明らかに悪い、紫色になっている
酸素不足のサインです。すぐに受診してください。
ホームケアで様子を見ても良い症状
一方で、以下のような場合は、慌てて夜間に受診する必要はありません。翌朝の診療時間を待って、かかりつけ医を受診しましょう。
- 38℃以上の発熱はあるが、機嫌が良く水分も摂れている
- 食欲はあるが、いつもより少なめ
- 少し咳が出るが、呼吸は苦しくない
- 軽い下痢や嘔吐があるが、水分補給はできている
こうした症状なら、家で様子を見ながら、翌日の受診で十分です。
判断に迷ったら相談しよう📞
「この症状、どうなんだろう?」と判断に迷うことって、本当によくありますよね。
そんなときは、一人で悩まず、専門家に相談しましょう!
小児救急電話相談(#8000)
全国共通で、夜間・休日でも小児科医や看護師に電話相談できるサービスです。「今すぐ病院へ行くべきか」「朝まで待っても大丈夫か」をアドバイスしてくれます。
私も何度か利用したことがありますが、看護師さんが丁寧に状況を聞いてくれて、的確なアドバイスをくれるので、とても心強かったです。
電話口で子どもの状態を説明するとき、以下の情報を準備しておくとスムーズです。
- 子どもの年齢
- 現在の体温
- いつから熱が出たか
- その他の症状(咳、鼻水、嘔吐、下痢など)
- 水分や食事の摂取状況
- 普段の様子と比べてどうか
かかりつけ医の電話相談
普段からかかっている小児科があれば、夜間でも電話相談に応じてくれるところもあります。かかりつけ医は子どもの体質や過去の病歴も把握しているので、的確なアドバイスがもらえますよ。
過去の経験を記録しておく📝
子どもが発熱したとき、「いつ、どんな症状で、何科を受診して、どんな診断だったか」を簡単にメモしておくと、次回以降の判断材料になります。
私はスマホのメモアプリに記録しています。
「〇月〇日、38.5℃発熱。翌日小児科受診。風邪との診断。処方薬:〇〇」
こんな感じで簡単に書いておくだけで、「前回もこんな感じだったな」と思い出せて、少し安心できるんですよね。
夫婦で乗り越える看病の工夫👨👩👧
看病シフトを組もう
子どもの看病、一人で全部やろうとしていませんか?
夜間の看病は本当に体力を消耗します。翌日も仕事や家事があるのに、一晩中寝ずに看病したら、共倒れになってしまいますよね💦
だからこそ、夫婦で「看病シフト」を組むことをおすすめします。
具体的なシフトの例
- 前半(21時〜2時)はパパが担当、後半(2時〜7時)はママが担当
- 2時間交代制で、途中で交代する
- 一方が看病、もう一方は別室でしっかり睡眠を取る
我が家では、前半後半に分ける方法を取っています。前半担当の人は、後半しっかり眠れるので、翌日の仕事にも何とか対応できます。
「一人でも大丈夫」と頑張りすぎないことが大切です。お互いの体調管理も、子どもの回復には欠かせませんからね。
お互いへの心遣いを忘れずに💕
看病を担当していない側も、ただ寝ているだけではなく、ちょっとした心遣いを示しましょう。
例えば、看病している相手に温かい飲み物を用意したり、「大変だね、ありがとう」と声をかけたり、翌日の朝食を準備したり。
小さなことですが、こうした心遣いが、看病の疲れを癒してくれます。
逆に、看病を担当する側も、「私だけが頑張っている」と思わないことが大切です。夫婦それぞれができることを分担して、協力し合う姿勢が、家族の絆を深めるんです。
回復後の振り返りも大切
子どもが回復したら、夫婦で「今回の看病、どうだった?」と振り返る時間を持ちましょう。
「こうすればもっと良かったね」「次回はこう分担しよう」という話し合いが、次の緊急時に活きてきます。
そして、お互いの努力を認め合うことも忘れずに。
「夜中ずっと看病してくれてありがとう。おかげで早く回復したね」
こんな風に感謝の気持ちを伝え合うことで、家庭内に優しさの循環が生まれます😊
日頃からできる予防と備え🌟
免疫力を高める生活習慣
発熱の頻度を減らすには、日頃から子どもの免疫力を高めることが大切です。
十分な睡眠
子どもの免疫力を高める最も効果的な方法は、質の良い睡眠です。就寝時間と起床時間をできるだけ一定に保ち、睡眠リズムを整えましょう。
バランスの取れた食事
野菜、果物、たんぱく質をバランスよく摂ることで、体の抵抗力が高まります。好き嫌いが多い子どもには、調理法を工夫して、楽しく栄養を摂れる工夫をしてみてください。
適度な運動
体を動かすことも、免疫力アップにつながります。公園で遊んだり、一緒に散歩したり、無理のない範囲で体を動かす習慣を作りましょう。
親自身の健康管理も忘れずに
子どもの看病をするには、親自身が健康でいることが大前提です。
睡眠不足や栄養不足で親が倒れてしまったら、子どもの看病どころではなくなってしまいますよね。
日頃から、自分自身の体調管理も意識しましょう。疲れたら無理せず休む、栄養のある食事を摂る、少しでも睡眠時間を確保する。
「自分のケアをすることは、家族のためでもある」と考えて、罪悪感を持たずに、自分を大切にしてくださいね💖
経済的な安心感も大切
子どもの健康と家計の安定は、実は密接に関係しています。
「もし子どもが入院したら医療費はどうなる?」「長期間仕事を休むことになったら収入は?」
こうした不安があると、看病中も心から子どもに集中できませんよね。
だからこそ、日頃から家計を見直し、緊急時の備えを確保しておくことが重要です。
医療保険や就業不能保険なども、家族構成やライフスタイルに合わせて検討しておくと、いざというときの安心感につながります。
まとめ:準備と知識が心の余裕を生む✨
子どもの急な発熱、本当に不安ですよね。でも、今日お伝えした内容を覚えておくだけで、いざというときの対応が全然違ってきます。
今日のポイントをおさらい
- 事前に看病セットを準備しておく
- 熱の数字より、子どもの全身状態を観察する
- 緊急受診が必要な症状を知っておく
- 判断に迷ったら#8000に相談する
- 夫婦で看病シフトを組んで協力する
- 日頃から免疫力を高める生活習慣を心がける
「備えあれば憂いなし」という言葉がありますが、発熱対応にもまさにこれが当てはまります。
準備と知識があれば、慌てず冷静に対応できます。親が落ち着いていれば、子どもも安心できます。そして、その安心感が、子どもの回復を助けるんです。
発熱は子育ての試練の一つですが、それを乗り越えるたびに、家族の絆は深まっていきます。
一人で抱え込まず、夫婦で協力し合い、必要なときは専門家に頼りながら、この子育ての時期を乗り越えていきましょう!
皆さんの子育てが、少しでも楽に、そして笑顔いっぱいになることを、心から願っています😊🌈