こんにちは!サチオオカレです✨
最近、街を歩いていると、本当にいろんな国の方を見かけるようになりましたよね。お子さんの学校にも、外国にルーツを持つお友達がいるのではないでしょうか?
今日は、これからの時代を生きる子どもたちに必要な「多様性を認め合う心」について、お話ししたいと思います。難しく聞こえるかもしれませんが、実は家庭でできることばかりなんですよ😊
🏠なぜ今、多様性教育が必要なの?
「グローバル教育」と聞くと、英語を習わせなきゃ!とか、留学させなきゃ!って思いがちですよね。でも、それだけではないんです。
私が考えるグローバル教育の本質は、**「KOKOROKUBARI(心遣い)」**の精神。これは、異なる背景を持つ人々に寄り添い、相手の気持ちを想像する力のことです。
例えば、うちの子が通う小学校には、イスラム教徒のお友達がいます。給食の時間、その子は豚肉が食べられません。最初は「わがまま言ってる」と思う子もいたんですが、先生が「宗教上の理由で、大切にしている食べ物のルールがあるんだよ」と説明してくれました。
すると子どもたちは「へぇ、そうなんだ!」って納得して、むしろ「今日の給食、食べられる?」って気にかけてあげるようになったんです。これこそが、心遣いの第一歩だと思いませんか?
境界線が消える時代
インターネットの発達で、世界中の人とつながれる時代になりました。子どもたちが将来働く職場には、きっと多国籍のメンバーがいるでしょう。オンラインで海外の人とプロジェクトを進めることも当たり前になっています。
そんな時代に必要なのは、英語力だけじゃありません。相手の文化や価値観を理解し、尊重できる心なんです。
親の心のゆとりが鍵
でも正直なところ、親自身に余裕がないと、子どもに多様性を教えるなんて難しいですよね。スマホ首で肩が凝って、寝不足でイライラ…そんな状態では、「違い」を受け入れるエネルギーが湧いてきません💦
だから、まずは親自身が「からだ」「こころ」「おかね」の余裕を取り戻すことが大切なんです。これについては後ほど詳しくお話ししますね。
👨👩👧👦まずは家庭内の固定観念を見直そう
多様性を理解する第一歩は、実は家庭内にあります。私たち親世代が無意識に持っている固定観念、特にジェンダーに関する思い込みを見直すことから始めましょう。
「男の子だから」「女の子だから」を手放す
「男の子なんだから、泣いちゃダメ」「女の子はおしとやかに」って、つい言ってしまいませんか?私も正直、無意識に言ってしまうことがあります😅
でも、こういった固定観念が、実は子どもの可能性を狭めているんです。
うちの息子は料理が大好きで、よくお手伝いしてくれます。最初は義母から「男の子が台所仕事なんて」と言われたこともありました。でも、プロの料理人には男性も多いですし、これからの時代、料理ができる男性はモテますよ!(笑)
娘はサッカーが大好きで、週末は真っ黒になって走り回っています。「女の子なのに」なんて言わず、本人の「やってみたい!」を応援することが、多様性を受け入れる心を育てるんだと思います。
「Stronger Together」で夫婦協力
家事・育児の分担、どうしていますか?「妻がやるもの」「夫は仕事が忙しいから」という考え方、そろそろ見直しませんか?
「Stronger Together(一緒なら、もっと強くなれる)」という言葉があります。夫婦が協力し合うことで、お互いの負担が減り、心に余裕が生まれます。
特に「名もなき家事」と呼ばれる、細々とした家事。トイレットペーパーの補充、ゴミの分別、調味料の補充…こういった誰も気づかない家事が、実は一人に集中していることが多いんです。
我が家では、家事リストを作って「見える化」しました。すると夫も「こんなにあったんだ!」とびっくり。今では二人で分担表を作って、協力しています。この経験は、子どもにも「家のことはみんなでやるもの」という意識を植え付けてくれました。
デジタルデトックスで心のゆとりを
スマホ、見すぎていませんか?私もそうなんですが、気づくとSNSをずっと見ていて、首も凝るし、目も疲れるし…
情報過多の時代だからこそ、意識的にスマホから離れる時間を作りましょう。デジタルデトックスって呼ばれていますね。
我が家では、夕食の時間はスマホを別の部屋に置くルールにしています。最初は落ち着かなかったんですが(笑)、今では家族での会話が増えて、子どもの小さな変化にも気づけるようになりました。
心に余裕があると、子どもの話をじっくり聞けるし、パートナーにも優しくできる。これが「Care with Heart(心を込めたケア)」なんですよね💕
🍽️食卓から始めるグローバル体験
さて、家庭でできるグローバル教育、何から始めればいいと思いますか?実は一番身近なのが、食卓なんです!
世界の料理を家族で楽しもう
月に一度でいいので、世界の料理を作ってみましょう。タイのガパオライス、メキシコのタコス、韓国のチヂミ、インドのカレー…
ただ作るだけじゃなくて、その国のことを調べながら作るのがポイントです。
例えばタイ料理を作る日は、「タイってどこにある?」「どんな気候?」「だからこういうスパイスを使うんだね」って会話しながら作ります。地図を見せたり、その国の写真を見せたりすると、子どもも興味津々です👀
食文化の背景を知る
宗教によって食べられないものがあることも、食事を通じて教えられます。
イスラム教徒の方は豚肉やアルコールがNG、ヒンドゥー教徒の方は牛肉がNG、ベジタリアンやビーガンの方もいます。「なんで?」って子どもに聞かれたら、「それぞれ大切にしている考え方があるんだよ」って教えてあげましょう。
我が家では、友達を家に呼ぶときは必ず「食べられないものある?」って聞くようにしています。これも心遣いの一つですよね。
好き嫌い克服も多様性理解につながる
「ピーマン嫌い!」「人参食べたくない!」って子ども、多いですよね。
でも、「まずは一口食べてみよう」って声かけしていると、意外と食べられるようになることも。この「まずは試してみる」姿勢って、実は多様性を受け入れる心にもつながるんです。
新しい文化や価値観に出会ったとき、最初から「嫌だ!」って拒否するんじゃなくて、「ちょっと試してみようかな」って思える心。これが大切なんですよね😊
健康的な食生活を意識しながら、免疫力も高めて、いろんな食材にチャレンジする。そんな食卓が、グローバル教育の第一歩になるんです。
🏕️週末のお出かけを「経験への投資」に
グローバル教育って、何も高額な教材を買ったり、海外旅行に行ったりしなくてもできるんです。週末のちょっとしたお出かけを工夫するだけで、十分な「経験への投資」になりますよ。
地域の国際交流イベントに参加
最近は、地域の公民館や図書館で国際交流イベントが開催されていることが多いです。外国にルーツを持つ方が自国の文化を紹介してくれたり、一緒に料理を作ったり。
参加費も無料や数百円程度のことが多いので、気軽に参加できます。我が家は先月、フィリピンの方が主催する文化交流会に行ってきました。
子どもたちは、フィリピンの伝統的なダンスを教えてもらって大喜び!「英語で話すの恥ずかしい」って最初は言っていた息子も、ジェスチャーと笑顔でコミュニケーションできることを学びました。
アウトドアで多様な人と出会う
キャンプやハイキングなど、家族でアウトドアを楽しむのもおすすめです。自然の中では、国籍や文化を超えて、人と人が素直につながれる気がします。
キャンプ場で隣になった外国人家族と、言葉は通じなくてもバーベキューを一緒に楽しんだこともありました。火起こしを手伝ってもらったり、食べ物をシェアしたり。「ありがとう」と「Thank you」と笑顔があれば、十分コミュニケーションが取れるんです。
子どもの体力づくりにもなるし、多様な人との交流もできる。一石二鳥ですよね!
多様な働き方・生き方に触れる
職業体験イベントに参加したり、親の職場見学をさせてもらったり。いろんな働き方や生き方があることを子どもに見せることも大切です。
会社員だけが働き方じゃない。農家さん、職人さん、アーティスト、起業家…世の中にはいろんな仕事があって、いろんな生き方があります。
「自分らしく豊かに生きる」って、人それぞれ違う形があるんだよって教えてあげたいですね。
💰「おかね」の余裕が心の余裕を生む
ここまで読んで、「そうは言っても、お金がないと…」って思った方もいるかもしれません。正直、経済的な不安があると、心に余裕がなくなりますよね。
家計の見直しで不安を解消
まずは家計を見直してみましょう。固定費の削減、不要なサブスクの解約、保険の見直し…意外と削れるところがあるはずです。
我が家は、携帯を格安SIMに変えただけで月1万円以上の節約になりました。その分を子どもの経験や、家族のレジャーに使えるようになったんです。
将来の教育費が不安なら、児童手当を全額貯金するとか、学資保険を検討するとか。具体的に計画を立てると、漠然とした不安が減ります。
公的サポートを知っておく
行政の子育て支援、意外と知らないものがたくさんあります。
子育て相談会、一時保育、医療費助成、各種手当…お住まいの自治体のホームページをチェックしてみてください。使える制度は積極的に使いましょう。
「自分たちだけで頑張らなきゃ」って思わなくていいんです。社会全体で子育てを支える仕組みがあるんですから。
消費行動で世界とつながる
お金の使い方も、実はグローバル教育につながります。
買い物をするとき、「この商品はどこで作られているんだろう?」「作っている人は適正な賃金をもらっているかな?」って考えてみる。
フェアトレード商品を選んだり、環境に配慮した製品を選んだり。子どもと一緒に商品のラベルを見ながら、「この服はバングラデシュで作られているんだって」「どこにある国かな?」って話すだけでも、世界とつながっている実感が持てます。
お金を使うことが、遠い国の誰かの生活を支えているんだって分かると、お金の価値観も変わってきますよね💡
🌈心遣いが未来を変える
ここまで、家庭でできるグローバル教育についてお話ししてきました。特別なことは何もなかったでしょう?
大切なのは、**「KOKOROKUBARI(心遣い)」**の精神です。
相手の背景を想像する力
子どもが学校で友達とケンカして帰ってきたとき。「あの子が悪い!」って一方的に決めつけるんじゃなくて、「どうしてそうなったのかな?」「相手はどう思ったのかな?」って一緒に考えてみる。
これが、多様性を認め合う心の基礎になります。
感情を受け止める
子どもが熱を出して不安そうにしているとき、まずその気持ちを受け止めてあげますよね。「大丈夫だよ」って抱きしめてあげる。
この「まず相手の気持ちを受け止める」という姿勢は、異なる意見を持つ人に対しても同じです。すぐに否定するんじゃなくて、「そう感じる理由があるんだろうな」って思える心。
言葉と表情で伝える
デジタル時代だからこそ、対面でのコミュニケーションが大切です。
子どもを褒めるときも、「すごいね」って言葉だけじゃなくて、笑顔でハイタッチしたり、ギュッと抱きしめたり。非言語のコミュニケーションが、心に響くんです。
ジェスチャーや表情、声のトーン。これらを使って気持ちを伝える練習を、家庭でしておくと、将来国際的な場面でも役立ちます。
🌟サチオオカレからのメッセージ
長文を読んでくださって、ありがとうございました!
多様性を認め合う心を育てるって、難しそうに聞こえますが、実は家庭の中の小さなことから始められるんです。
「男の子だから」「女の子だから」っていう固定観念を手放すこと。夫婦で「Stronger Together」の精神で協力すること。世界の料理を食卓に並べること。週末のお出かけを工夫すること。そして、心遣いの精神を日々実践すること。
これらはすべて、特別な教材やお金がなくてもできることです。
もちろん、親自身が「からだ」「こころ」「おかね」の余裕を持つことも大切。無理をせず、できることから始めていきましょう。
子どもたちが将来、多様な人々と笑顔で働き、自分らしく豊かに生きられるように。そのための種を、今日から家庭で蒔いていきませんか?🌱
私も完璧な親では全然ありません。でも、子どもと一緒に学んで、成長していけたらいいなって思っています。
一緒に、優しい未来を創っていきましょう!
サチオオカレ