ビル解体費用の相場はいくら?構造別の坪単価から内訳・節約術まで完全ガイド

知っておきたいビル解体費用の内訳。アスベスト調査も対応する専門業者の視点でわかりやすく解説します


「ビルを解体したいけど、いったいいくらかかるの?」🤔

こんなお悩みをお持ちではありませんか?

ビル解体は家屋の解体とは違い、規模が大きく構造も複雑なため、費用の見当がつきにくいものです。見積もりを取ってみたら想像以上の金額で驚いた、という声も少なくありません。

でも、ご安心ください。費用の仕組みを理解すれば、無駄なコストを抑えながら、安心して解体工事を進めることができます✨

私たち「べっぴん解体」は、愛知・岐阜・三重(一部静岡)の東海エリアを中心に、家屋からビルまで幅広い解体工事を手がけてきました。女性目線の細やかな気配りと、丁寧で美しい仕上がりを大切にする「べっぴん流儀」で、多くのお客様にご満足いただいております。

この記事では、ビル解体費用の構造別相場から、費用を左右する要因、2024年に義務化されたアスベスト調査まで、専門業者の視点からわかりやすく解説します。


ビル解体費用とは?総額の目安と費用が決まる仕組み

ビル解体を検討し始めたとき、まず気になるのは「結局いくらかかるのか」ではないでしょうか。正直なところ、家屋の解体とは桁が違うため、不安になる方も多いです。

結論からお伝えすると、ビル解体費用の総額は、小規模なもので数百万円、中規模以上になると1,000万円〜数千万円、超高層ビルでは億単位になることもあります。

「そんなに高いの!?」と驚かれるかもしれませんが、ここには明確な理由があります。ビルは木造住宅と違い、鉄骨や鉄筋コンクリートといった頑丈な構造で作られているため、解体に時間も手間もかかるのです。

ビル解体費用の計算方法

基本的な計算式はシンプルです。

解体費用 = 坪単価 × 延べ床面積 + 付帯工事費 + 諸経費

延べ床面積とは、各階の床面積を合計した数字のこと。5階建てのビルなら、1階から5階までの床面積をすべて足し合わせます。つまり、階数が多いほど費用も比例して高くなるということです。

実際に私たちがお見積もりを出す際も、まずお客様の建物の構造と延べ床面積を確認することから始めます。これが費用算出の土台となるからです。

費用内訳の割合イメージ

費用項目 割合の目安 含まれる内容
解体工事費・産廃処理費 約60〜70% 重機による解体作業、廃材の運搬・処分
仮設工事費 約10〜20% 足場の設置、防音・防塵シート
付帯工事費 約10〜15% 内装撤去、設備撤去、アスベスト除去
諸経費 約5〜10% 各種届出、警備員配置、現場管理

特に注目していただきたいのは、廃材の処分費用が全体の3〜5割を占めるという点。ビル解体では大量のコンクリートガラや鉄くずが発生するため、この処分コストが費用に大きく影響します。

私たちべっぴん解体では、廃材をきれいに整頓しながら作業を進めることで、効率的な分別と適正な処理を実現しています。これは単に現場をきれいに保つだけでなく、最終的なコストにも良い影響を与えるのです。


ビル解体費用の構造別相場はいくら?鉄骨造・RC造・SRC造を比較

「うちのビルは鉄骨造だけど、相場はどれくらい?」

こうしたご質問をよくいただきます。実は、ビルの構造によって解体の難易度が大きく変わり、それが坪単価に直結するのです。

ここでは、ビルで多く使われる3つの構造について、費用相場を詳しく解説します💡

構造別の坪単価比較表

構造タイプ 坪単価の目安 特徴
鉄骨造(S造) 3.5万〜6万円 鉄骨を骨組みに使用。比較的解体しやすい
鉄筋コンクリート造(RC造) 4万〜8万円 鉄筋とコンクリートで構成。頑丈で解体に時間がかかる
鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造) 4.5万〜10万円 RC造に鉄骨を加えた最も頑丈な構造。高層ビルに多い

鉄骨造(S造)の解体費用

鉄骨造とは、柱や梁などの骨組みに鉄骨を使用した構造のことです。「Steel」の頭文字から「S造」とも呼ばれます。

3つの構造の中では最も解体しやすく、坪単価は3.5万〜6万円程度が相場です。

たとえば、延べ床面積100坪の3階建て鉄骨造ビルの場合

100坪 × 4万円 = 400万円(本体解体費の目安)

ここに付帯工事費や諸経費を加えると、総額で500〜700万円程度になるイメージです。

以前、私たちが手がけた岡崎市の鉄骨造ビル解体では、廃棄物の中から出た鉄くずを有価物として買い取りできたため、その分を費用から差し引くことができました。このような「プラスの要素」は、鉄骨造ならではのメリットです。

鉄筋コンクリート造(RC造)の解体費用

鉄筋コンクリート造は、鉄筋をコンクリートで覆った構造です。耐火性・耐震性・防音性に優れており、オフィスビルやマンションでよく採用されています。

坪単価は4万〜8万円程度ですが、立地条件によっては10万円を超えることも。

なぜ鉄骨造より高くなるのでしょうか?

理由は主に2つあります。

1つ目は、コンクリートの解体に時間がかかること。専用の重機を使って少しずつ壊していく必要があり、工期が長くなりがちです。

2つ目は、大量のコンクリートガラが発生すること。5階建てのRC造ビルを解体すると、産業廃棄物の処理費用だけで500万円以上かかるケースもあります。

鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)の解体費用

SRC造は、RC造の骨組みにさらに鉄骨を加えた、最も頑丈な構造です。高層マンションやタワービルで採用されることが多く、坪単価は4.5万〜10万円以上と最も高額になります。

Q. なぜSRC造の解体費用は高いのですか?

A. SRC造は鉄筋・鉄骨・コンクリートの3つの素材が組み合わさっているため、解体に特殊な技術と時間が必要です。また、高層ビルの場合は「階上解体」という上層階から順に壊していく特殊工法が必要になることも、費用が高くなる要因です。

Q. 階上解体とは何ですか?

A. 通常の解体は地上から重機で壊しますが、高層ビルの場合はクレーンで重機を屋上まで運び、上から順番に解体していく工法です。安全性は高いのですが、その分コストと工期がかかります。


ビル解体費用が高くなるのはどんな場合?見落としがちな5つのポイント

「見積もりより最終的な支払いが高くなってしまった…」

こんな事態は避けたいですよね。実は、ビル解体には費用を押し上げる「見落としがちな要因」がいくつかあります。

私たちがこれまで手がけてきた現場の経験から、特に注意すべき5つのポイントをお伝えします⚠️

① 立地条件による追加費用

ビルの周辺環境は、解体費用に大きく影響します。

  • 道路が狭い場合:大型重機やダンプカーが入れず、小型機械での作業になるため時間がかかる
  • 住宅密集地:防音パネルや養生シートの範囲が広くなり、仮設費用が増加
  • 前面道路が4m未満:手作業の割合が増え、人件費がかさむ

以前担当した名古屋市内のビル解体では、周囲が住宅に囲まれていたため、防音パネルだけで約400万円の費用がかかりました。木造住宅なら養生シートで済むところが、ビルの場合は防音対策が必須なのです。

② アスベスト除去費用(2022年から調査義務化)

築年数の古いビルには、アスベスト(石綿)が含まれている可能性があります。2022年4月からは、解体工事前のアスベスト事前調査と結果報告が法律で義務化されました。

処理面積 除去費用の目安(1㎡あたり)
300㎡以下 2万〜8.5万円
300〜1,000㎡ 1.5万〜4.5万円
1,000㎡以上 1万〜3万円

調査の結果、アスベストが見つかった場合は、専門の除去作業が必要になります。飛散防止のための隔離措置や、作業員の防護装備など、安全対策に費用がかかるのです。

べっぴん解体では、アスベスト調査から除去工事まで一貫して対応しています。法令を遵守しながら、お客様の不安を解消できるよう丁寧にご説明いたします。

③ 内装解体(中抜き工事)の追加

テナントビルや商業ビルでは、建物本体を壊す前に内装を撤去する「中抜き工事」が必要になることがあります。

私たちが愛知県岡崎市でゼネコン様からご依頼いただいた中抜き工事では、「ただ壊すのではなく、廃材をきれいに整頓しながら進める」という難易度の高い作業でした。このような丁寧な作業は、近隣への配慮と安全管理の両面で重要な意味を持ちます。

④ 地中埋設物・杭抜き工事

ビルの地下には、基礎を支える杭が打ち込まれていることがあります。これを撤去する杭抜き工事は、追加費用の大きな要因です。

設計図面がある場合は事前に杭の有無を確認できますが、図面がない場合は解体後に判明することも。私たちの経験では、杭抜き工事だけで200〜300万円かかったケースもあります。

⑤ 付帯設備の撤去

ビルには家屋にはない大型設備が設置されています。

  • エレベーター
  • 大型空調設備
  • 受水槽・高架水槽
  • キュービクル(変電設備)
  • 立体駐車場

これらの撤去には専門業者の手配が必要になることも多く、それぞれ別途費用が発生します。


ビル解体費用を安く抑える方法とは?専門業者が教える6つのコツ

「できるだけ費用を抑えたい」というのは、誰もが思うことです。

ここでは、私たちが実際にお客様にお伝えしている、費用を抑えるための具体的な方法をご紹介します🎯

コツ① 複数の業者から相見積もりを取る

これは絶対に実践していただきたいポイントです。最低でも3社から見積もりを取ることで、適正価格がわかります。

ただし、最も安い業者が最良とは限りません。見積もり内容を比較して、何が含まれていて何が含まれていないのかを確認することが大切です。

私たちべっぴん解体では、見積もり段階で費用の内訳を明確にお伝えし、追加費用が発生しないよう努めています。「あとから追加請求された」というトラブルを防ぐためです。

コツ② 閑散期に工事を依頼する

解体業界にも繁忙期と閑散期があります。

  • 繁忙期:12月〜3月(年度末の工事が集中)
  • 閑散期:4月〜10月

閑散期は職人さんの手配がしやすく、費用も比較的抑えやすい傾向にあります。スケジュールに余裕があれば、時期を調整することも検討してみてください。

コツ③ 自治体の補助金制度を活用する

アスベスト調査や老朽化したビルの解体には、自治体が補助金を用意していることがあります。

  • アスベスト調査費用:上限25万円程度(自治体により異なる)
  • 危険建築物の解体:一部費用補助あり

愛知県、岐阜県、三重県でもそれぞれ制度が異なりますので、工事前に必ず確認することをおすすめします。

コツ④ ライフラインの停止手続きを事前に行う

電気・ガス・水道・電話回線などの停止手続きは、施主様側で行っていただく必要があります。これを事前に済ませておくことで、工事がスムーズに進み、余計な待機時間を減らせます。

コツ⑤ 不用品は事前に処分しておく

ビル内に残っている家具や備品は、解体業者が処分すると「産業廃棄物」扱いになり、処分費用が高くなります。可能な範囲で事前に処分しておくと、その分コストを抑えられます。

コツ⑥ 解体専門業者に直接依頼する

ハウスメーカーや不動産会社を通して解体を依頼すると、中間マージンが発生することがあります。解体専門業者に直接依頼することで、この余分なコストをカットできます。


アスベスト調査が必要な工事とは?2024年以降の法規制を解説

「アスベスト調査って、必ずやらないといけないの?」

この質問を最近よくいただきます。結論から言うと、解体工事を行う場合、原則としてすべての建物でアスベスト事前調査が義務となっています📋

アスベスト規制の主な改正ポイント

施行時期 改正内容
2022年4月〜 事前調査結果の報告義務化(一定規模以上)
2023年10月〜 有資格者による調査が必須に
2026年1月〜 工作物の解体工事も調査対象に拡大

特に重要なのは、2023年10月以降は「建築物石綿含有建材調査者」などの有資格者でなければ調査ができないという点です。資格のない業者が調査を行うと法令違反になりますので、ご注意ください。

報告が必要な工事の基準

  • 建物解体工事:床面積80㎡以上
  • 建物改修工事:請負金額100万円以上(税込)
  • 工作物の解体・改修:請負金額100万円以上(税込)

べっぴん解体では、有資格者によるアスベスト調査から除去工事まで、ワンストップで対応しています。調査結果が出てから慌てることがないよう、事前に丁寧にご説明させていただきます。

Q. アスベスト調査の費用はどれくらいですか?

A. 一般的な戸建てや小規模ビルで10万円〜30万円程度が相場です。建物の規模や調査箇所の数によって変動しますので、まずはお見積もりをご依頼ください。

Q. アスベストが見つかったら工事できないのですか?

A. いいえ、適切な除去工事を行えば解体は可能です。ただし、除去作業には法律で定められた手順があり、専門業者による施工が必要です。


ビル解体工事の流れは?お問い合わせから完了までのステップ

「実際に解体を依頼したら、どんな流れで進むの?」

初めてビル解体を経験される方にとって、全体の流れを把握しておくことは安心につながります。ここでは、私たちべっぴん解体の標準的な工事フローをご紹介します🔧

STEP1:無料相談・現地調査

まずはお電話やメールでお問い合わせください。その後、専門スタッフが現地にお伺いし、建物の構造・規模・周辺環境を確認します。

この段階でアスベスト調査の必要性や、概算費用についてもご説明いたします。

STEP2:お見積もり・ご契約

現地調査の結果をもとに、詳細な見積書を作成します。

べっぴん解体では、本体解体費・付帯工事費・諸経費を明確に分けた見積書をお出ししています。「何にいくらかかるのか」がわかるので、ご安心いただけます。

STEP3:各種届出・近隣挨拶

ご契約後は、行政への届出手続きを進めます。解体工事届出、道路使用許可など、必要な書類はすべて私たちがサポートいたします。

また、近隣住民への挨拶回りも大切にしています。女性ならではの細やかな気配りで、丁寧にご説明することで、工事中のトラブルを未然に防ぎます。

STEP4:解体工事の実施

アスベスト除去(必要な場合)→ 内装解体 → 建物本体の解体 → 基礎撤去

という順序で工事を進めます。

私たちは**「丁寧で綺麗な解体」**を心がけており、廃材をきれいに整頓しながら作業を進めます。これは見た目だけでなく、安全管理の面でも非常に重要なことなのです。

STEP5:整地・引き渡し

建物がなくなった後は、きれいに整地を行います。

べっぴん解体の自慢は、女性目線の「べっぴん」な仕上がり。お客様の新しいスタートにふさわしい、美しく整えられた更地をお引き渡しいたします✨


ビル解体後の土地活用は?次のステップへのサポート

ビル解体は終わりではなく、新しい始まりです。

私たちべっぴん解体では、解体工事だけでなく、解体後の土地活用についても無料でご相談いただけます。

  • 駐車場として活用したい
  • 新しいビルを建てたい
  • 土地を売却したい

お客様それぞれの状況やご希望に合わせて、アドバイスさせていただきます。「次への良いスタートをきれるよう配慮する」これが私たちべっぴん解体の想いです。


まとめ:ビル解体費用を正しく理解して、安心の第一歩を

ビル解体費用は、構造・規模・立地・付帯工事によって大きく変動します。

押さえておきたいポイント

  • 坪単価の目安:鉄骨造3.5〜6万円、RC造4〜8万円、SRC造4.5〜10万円
  • 総額は1,000万円以上になることも珍しくない
  • アスベスト調査は2022年から義務化。2023年10月以降は有資格者による調査が必須
  • 相見積もりを取り、内訳を確認することが大切
  • 閑散期(4〜10月)の依頼や補助金活用で費用を抑えられる

私たちべっぴん解体は、愛知・岐阜・三重の東海エリアで、お客様に寄り添う解体工事を提供しています。

  • 女性目線の細やかな気配り
  • 丁寧で綺麗な「べっぴん流儀」の解体
  • アスベスト調査から土地活用まで一貫対応

「新しい夢をカタチにするための第一歩」を、私たちがお手伝いします🏗️

ビル解体に関するご相談、無料見積もりは、お気軽にお問い合わせください。


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